渋谷教育学園渋谷中学の帰国枠入試合否判定(海外子女教育振興財団オンライン説明会レポート)

渋谷教育学園渋谷中学の海外子女教育振興財団のオンライン説明会から、帰国枠入試の英語型入試と作文型入試の合否判定についてお伝えします。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

さて今回は、渋谷教育学園渋谷中学の帰国枠入試の英語型と作文型の合否判定についてお伝えします。

渋谷教育学園渋谷中学は、2023年度帰国枠入試を1月27日(金)に行います。

2023年度帰国枠入試の募集要項を確認してみましょう。

・Web出願期間: 1月10日(火)~24日(火)

・英語型入試試験科目: 国算(各50分 各100点満点)、英語筆記試験(60分 100点満点 ※65点に換算)、英語グループディスカッション(35点)

・作文型入試試験科目: 国算(各50分 各100点満点)、日本語作文(60分 20点満点)

2020年8月19日(水)に開催された、海外子女教育振興財団のオンライン説明会で得られた情報に基づいて、補足します。

まず、英語型入試の英語筆記試験についてです。

渋谷教育学園渋谷中学帰国枠入試 英語筆記試験(60分 100点満点)

1、Listening Comprehension(リスニング問題): 10問

2、Critical Reading(長文読解4択問題): 10問

3、Word Formation(派生語問題): 7問

4、Vocabulary(類義語問題): 6問

5、Short Answers(エッセイ): 2問

英語筆記試験は、リスニングを10分、残りの問題を50分で解きます。

英語筆記試験は100点満点ですが、65点に換算します。

その65点のうち、英語エッセイが20点、残りの問題は45点で計算されます。

英語エッセイは2問ありますので、1問あたり10点となります。

英語筆記試験の中で最も重視されるのは、英語エッセイです。

英語エッセイは2パラグラフで、テーマに沿って、オリジナリティと自分の意見を組み込んで書きます。

次に、英語型入試の英語グループディスカッションについてです。

・渋谷教育学園渋谷中学帰国枠入試 英語グループディスカッション(15分 35点満点)

英語グループディスカッションは、6人1組で行います。

ディスカッションでは、問いについて話し合ったり、テーマに基づいたロールプレイを行ったりします。

たとえば、このような内容です。

渋谷教育学園中学、2020年度帰国枠入試グループディスカッション

渋谷教育学園中学、2019年度帰国枠入試グループディスカッション

渋谷教育学園中学、2018年度帰国枠入試グループディスカッション

ディスカッションでは、設問に対して正確に回答できることが重要です。

リーダーシップや元気があることが重要ではありません。

英語型入試の合否基準についてです。

1、英語の合計得点(英語エッセイを含む筆記試験65点+グループディスカッション35点)で、上位30人程度を選ぶ

2、その30人のうち、英語エッセイ20点満点中7割以上取れていたら合格

3、国算は参考程度で、それぞれで30点程度取れていたらよい

※英語型入試と作文型入試の国算の試験は同じ内容

つまり、英語得点で上位30人に入っていて、英語エッセイで14点以上取れていれば、合格できるということです。

英語エッセイが7割以下の点数になる受験生は、毎年5人から6人ぐらいだそうです。

最後に、作文型入試の合否基準についてです。

・国算合計200点満点+日本語作文20点満点で、7割~7割5分を取ること

日本語作文も英語エッセイと同じく、テーマに沿って、自分の経験に基づいて具体的に、600から800字で書くことが重要です。

しかし日本語作文は配点が低く、受験生の多くは13~17点ぐらい取れているそうです。

つまり、合格するためには、国算で得点する必要があります。

渋谷教育学園の帰国枠入試に合格するために、重要なことは以下のようになります。

・英語型入試: 英語、特に英語エッセイで得点する
・作文型入試: 国算で得点する

渋谷教育学園渋谷中学を受験するみなさん、勉強を頑張ってください!^^

帰国子女枠入試情報、駐在先でのお子さんの勉強などのご相談に、お答えします。

もし、お困りでしたら、こちらから、ご連絡ください。

スカイプでも対応できますので、世界中どこからでも相談できますよ。

また、私は、帰国子女枠入試の、自己PR添削、面接練習対策を指導することができます。

お子さんが、自分の力で、自己PRを完成させたいと思っているのであれば、私のメルマガを読むといいですよ。

自己PR、そして面接を上達させる情報も、配信しています。

メールマガジン『帰国子女枠を有効に使う、10日間無料セミナー』からです。

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

大教大池田、渋谷教育学園、慶應、東京学芸大学附属、早稲田本庄など、面接重視校には、面接練習サービスが役立ちます。

芦屋国際、立川国際、渋谷教育学園、頌栄、学芸大附属国際中等教育、同志社国際など、英語エッセイが出る学校には、添削サービスが役立ちます。